老舗和菓子屋の「栗きんとん」を、毎年お正月用にお取り寄せしてます

わが家のお正月の定番和菓子は「栗きんとん」。といっても、おせち料理に入っているあの黄色い栗きんとんではありません。料理ではなくあくまで和菓子です。岐阜の美濃地方が発祥の地だと聞いています。栗と砂糖だけしか使わず、ほくほくした栗の食感を生かし、しかもしっとりを仕上げるという高級和菓子。私は毎年、岐阜中津川にある、創業100年という老舗店からお取り寄せしています。1個200円ちょっとですから、そこそこのお値段ですが、そのおいしさを考えれば決して高いとは感じません。着色もしていないので、色も自然な栗の実の色。それを茶巾に絞って栗の形にして、和紙で1個ずつ包んであるのです。わが家では毎年、お正月の食卓に乗ります。来客にもこの栗きんとんは大好評。中には「栗きんとん目当てに年始に来る」と冗談で言うお客さんもいるぐらいです。おせちは強い味の料理が多いといっていいでしょう。その味にあきた舌に、「栗きんとん」の素朴でやさしい甘さが、なんとも新鮮に感じられるのです。私は和菓子全般が好きですが、これほどじっくり、1個1個を楽しめるお菓子はほかにありません。「縄文の血が騒ぐ」とでもいうのでしょうか。日本人の遠い先祖たちが主食にしていた栗ですから、DNAに直接響く味、と言っていいのかもしれません。ちなみに私はいつも、20個入り4500円の商品を注文しています。

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